ヘタレ栄養士がゆく屋台飯① タイ編

  1. サワディー!(こんにちは!)

本当のところはヘタレ栄養士ですらない、ただの大学生であった頃にタイのバンコクに旅行に行った。卒業する一ヶ月前くらいでした。

僕らの頃は、管理栄養士国家試験の日程は従来のまま。それこそ卒業式前日、当日に試験という日程すらあった年もあるくらいで、最高なのか最低なのかよくわからない。試験が差し迫っている中で旅に行ったが、あの場の誰よりも間違いなく正しい選択をした(ドヤァ)

バンコク国際空港直結の列車に乗って、市内の中心地へ。
外国の方が体臭を隠すのにつける甘ったるい香水のような、そんな香りがずっと漂っていた。

後々になって気づいたが、たぶんココナッツとかパクチーとか、そういったものが混ぜ合わさった香りだった。日本の場合だと醤油の香りがすると聞くけど、帰国したときに気にしてみたもののさっぱりわからない。

 


紛れ込んだナイトマーケット


こういったナイトマーケットがあちこちにある。エロい日本人のおっさんがお店の女の子(男の子?)に花束を渡している姿を見てちょっと引いたり、客引きの女の子(こいつは男の子)がとんでもなく美人だったりして、この感覚がカルチャーショックなのかと。空港着いたその日の夜には、タイという国がとんでもなく面白く思えて仕方なかった。

屋台 パッタイを作っているお姉さん。いわゆる焼きそばだけれど、少しやわらかすぎる気がした。2月だというのに30℃くらいでやたら暑い。初めての東南アジアだったけれど、不思議と食べ物に気をつけないといけない印象は受けなかった。もちろん気をつけるにはこしたことはないのだが、食べるのを躊躇するほどのことはまったくない。

近くにはマンゴーの売り場。20数年生きてきて初めてまともに食べたマンゴーは、信じられないほどクソうまかった。いまのように記事に残すつもりもなく練り歩いていたので、ここがどこかも既に思い出せない。だが、クソ美味かったことだけは一生忘れられそうにない。

ちなみに、左のケースに入っているのはごはんだ。もちろんタイ米なんだけど、これが甘いんだ。たいていはこうしたマンゴーなどに添えて出される。甘いご飯がついてくるのは日本人には合わないという人もいるけれど、”おはぎ”は紛れもなくお米なのだし、「イケるやん!」と抵抗感なく食べられる人も少なくないと思う。

印象としては、タイ料理は辛いか甘いかに二分されるような気はする。この場合の辛さは、カプサイシンのような香辛料の類のもの。一方で甘い料理は、たとえばこうした甘いご飯であったり、タピオカミルクティーのような甘々の飲み物であったりする。なぜそういう食文化なのかと考えだすと、色々理由をこじつけられそうな気もするのだけど、それはまた後日追記か別記事で。これでも、なんちゃって栄養ブログなんでね……

 


初めて泊まったドミトリー


もはや驚きに満ちた初日の出来事をつぶさに思い出すことはできそうになくてショボーンとなるが、かろうじて泊まったところはメールで遡ることができる。

初日に泊まったのは「Orchid_Hostel-Bangkok」という、ドミトリー中心のHostel。一年半前でも、一泊500円くらいだった。いまでこそ慣れてきてしまったが、当時はそれが普通の値段だとは現地に行ってみるまではよくわからなかった。物価1/3だからというのもあるが、考慮しなかったとしても1,500円程度だし、それでいて特にゴキブリ等出ることもなく過ごせる。下手に豪勢なアクティビティなどに参加しなければ、ほとんど金使わない。trainもバスも安い。

 
This photo of Orchid Hostel is courtesy of TripAdvisor

↑ フィリピン人の宣教師(25,6才)と同部屋。まさにこの部屋だった。

← 受付。少し寂れた感じがして、昼間も薄暗かった。

This photo of Orchid Hostel is courtesy of TripAdvisor

↓ 現在の写真。構造は変わらないが、シャンデリアがついており華やか。初めての一人旅で訪れたところだったので、少し寂しさもある。


This photo of Orchid Hostel is courtesy of TripAdvisor


出会ったクリスチャン


このドミトリーに泊まったときに、他にフィリピン人の男性2名が同部屋だった。お互いのことを十分に知るには時間がなかったし、おまけに僕の度胸は日中に使い果たされてしまうわけで、会話が弾むわけもない。それでも、彼らはフィリピン出身であり、血がつながっているかどうかは別としても兄弟であり、歳の頃は25、26と僕とほぼ同い年なのはわかった。そして、彼らがクリスチャンであることも。

彼らに「なにを信じているのか」と聞かれたとき、答えに詰まった。「特になにも」と言うことは、「神は存在しない」と言っているのと変わらない。”不可知論”がたぶん一番近いのだけど、そんなややこしいことを伝えられるだけの余裕なんてあるはずもない。だから、咄嗟に出てきたのは

「ブ、ブ、ブス、buddist…」

でも、僕にとってはやっぱり何を信じているかは重要じゃなかった。それよりも彼らがチェックアウトする際に「君が良ければ、祈らせてもらってもいいか」と声かけてくれたことの方がずっと大事なことだった。旅の無事を祈ってくれたときの時の深い感動は言い表せない。

 

続き

ヘタレ栄養士がゆく屋台飯② タイ編(そのうち書きます)

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