病理学ってなんだ?

病理学は、英語でいうとpathology 。 語源としては、ギリシャ語で苦難を意味する pathos、学問を意味するlogosを合わせた言葉だそうな。

ミオパシーという言葉を目にする度に、わからないことがあった。ミオ myo-だから筋に関係した疾患だと推測することはできた。それはいいんだが、パシーってなんだ、おい。

調べたこともあったはずだけど、かわいそうなことに毎回ナンダコレ状態。病理学がpathologyだと分かれば、パシー -pathy が病を意味することを推測するのは難しくない。この場合、前者を記憶しておく必要があるわけだけど、これは本書が解決してくれる。

病理学って、なにする学問?

そもそも、である。病理学という言葉自体がよくわかっていない。
大学で学んだ病理学は、どうも病気について知るといった印象しか残っていない。病理学という言葉の意味を理解するのには、紹介されている薬学と薬理学の違いについて知るのが手っ取り早い。

薬学というのは、薬について化学合成から作り方、副作用等にいたるまですべてを含んでいる学問。一方で薬理学というのは薬の理(ことわり)という名の通り、薬が生体内でどのように効くのかを調べる学問なわけだ。書いていて気づいたのだけど、薬作用とは言わずに薬理作用というのもきっとこういうワケだからだな。要するに、薬理学は薬学の一部です。

病理学も同じように考えられる。病すべてについての学問を病学(病気学)とするならば、病理学というのは病がどうしてそのようにできてくるのかについての学問と言える。ちなみに病学(病気学)なんて聞いたことないと思うのはもっともで、日本語において病すべてについての学問とは、つまり医学に他ならない。読んでいて、あーそっかぁってなにかが繋がった瞬間でした。

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